陸奥総社宮 厄払い
厄年の年齢は、人の一生の中でも、体力的、家庭環境的、或は対社会的にそれぞれ転機を迎へる時でもあり、災厄が起こりやすい時期として忌み慎まれています。
その年に当たっては、神様の御加護により災厄から身を護るため、神社に参詣をして、災厄を祓う
この中でも男性・四十二歳と女性・三十三歳を大厄として、特に意識されることが多いようです。数へ年では、新年を迎える正月に、新たに年齢を一つ重ねますので、この年齢が変わったときに厄祓いをおこなうことが多いようですが、これに関係なく誕生日など良き日柄を選び、参詣をする場合もあります。
また、氏神神社の祭礼にあわせて、厄年の人々が神事を奉仕し厄祓いをする例も各地にあります。 本来、厄年は長寿を祝ふ還暦(六十一歳)や古稀(七十歳)などの年祝ひと同じく、晴れの年齢と考えられていました。厄年を迎えることは、地域社会において一定の地位となることを意味し、宮座への加入や神輿担ぎなど、神事に多く関わるようになります。このため心身を清浄に保ち、言動を慎む
現在では、災難が多く生じる面が強調され、その禁忌の感覚が強くなりましたが、七五三や成人式、年祝ひなどとともに、人生における通過儀礼として、大切に考えられていることには変わりありません。
受付時間 各日 午前9時〜14時
- お問い合わせ電話番号
- TEL.022-368-8065
令和八年(2026年)厄年早見表
ご祈祷の流れ
- 社務所にて受付をしてください。その際に住所・氏名などをご記入いただきます。
- 準備が整いましたら、御昇殿いただき、祈祷を受けていただきます。
- 祈祷が終わりましたら、お札とお守りを授与致します。お受けとりください。
- 祈祷時間は約30分ほどお時間をいただきます。
初穂料
| 初穂料 | 授与品 |
|---|---|
| 5,000円 | お札 お守り |
| 10,000円 | お札 お守り |
よくある質問
- Q「厄年」とは何歳ですか
- A厄年は、男性が二十五歳、四十二歳、六十一歳で、女性が十九歳、 三十三歳、三十七歳の年回りを言います。その前後の年齢を「前厄」「後厄」と言います。中でも、男性の四十二歳は「死に」、女性の三十三歳は「散々」に通ずるという語呂合わせから、「大厄」と言われて、特に意識されることが多いようです。古くから四十二 歳と六十一歳という年齢は、社会における重要な年回りとされ、神事においても重要な立場を担う風習があったことから、厄年の「やく」とは、神祭りを行う神役の「役」のことであるとも 言われています。その役を行うにあたって神さまに失礼のないように、飲食や行為を慎み心身を清浄にするためにご祈祷を受けたのがはじまりであるとも考えられています。ところで、厄年は「数え年」で行う地域が多いようです。これは、お正月を迎えるごとに年を重ねるという、日本人の信仰に根ざした生活習慣によるものです。
※厄年を生命の衰退と見るか、生命の更新の年と受け取るかによって、地域で年齢設定が異なる 場合もあります。
- Q厄祓いの時期は
- A全国的にお正月から節分までの時期に神社やお寺で厄祓いを受けます。また、各地には、様々な習俗が伝えられています 例えば、正月が過ぎてからもう一度、 門松を立て餅をついて正月を二度行う(取越正月)ことによって、年齢を進めて厄年を通 過したとする地域や、人を招いてご馳走し、同じ物を食べることによって、厄を分散するところもあります。
なお、全国の神社には様々なおまつりが伝えられています。 人々の健康と五穀豊穣などを願う、暮らしに根ざしたおまつりが毎年繰り返されているのです。
- Q厄年の過ごし方は
- A厄年は、ちょうど身体の変調期や社会環境の変わり目にもあたり、体調を崩しやすいものです。神社での厄祓いの際に授与されたお神札を神棚におまつりし、お守りを身近に持ち歩くなど普段より健 康に留意し、生活することが大切でしょう。それまで生きてきた人生を振り返る時、喜びや悲しみがつれづれに思 い出されますが、「厄年」とはいえ「年」を重ねるということは、その年齢にまで無事達しえた喜びが 伴うものでもあります。今も「生かされている」との現実を喜びとし、 日々の神棚のまつりを通じて謙虚な気持ちで生活したいものです。
暮らしに生きる神道
厄を祓う
人々の暮らしに根ざした厄年
煩雑な日々に追われていると、自分の重ねてきた年齢さえも忘れがちになります。しかし、「厄年は気になる」という日本人は殊のほか多く、正月から二月の節分にかけて全国の神社では厄祓いのご祈祷を受ける人が多く見られます。この現象は一体何に起因するのでしょうか。
日本人は厄災や厄難を受けやすいと信じられている特定の年齢を「厄年」と呼び慣わしてきました。厄年に込められた祖先の知恵や、日本人の「年」へのこだわりを知り、節目節目に神々に感謝してきた日本人の、慎み深さの一端を学んでみましょう。
厄年に込められた祖先の知恵
長い人生には、体調不良や厄災が重なることがあります。その年回りをよくよく考えて見ると厄年であった、とはよく耳にする話ですが、そもそも日本人にとって厄年とはどういう意味を持っているのでしょうか。
近年、厄年として伝えられている年齢の根拠を、医科学的に解明しようとの試みもなされていますが、特に、男性の四十二歳と女性の三十三歳は、女性はホルモンの分泌量の変化や、男性は免疫力低下などにより体調不良を起こすことがデータ的にも多いようで、厄年と合致することに改めて驚かされます。
「厄年」に先からの生活から学んだ知恵や教訓が込められています。今までの不摂生への反省や、生活に緊張感を与える意味においても大切な節目とされてきたのです。
「年」を大事にしてきた日本人
日本人ほど「年」にこだわってきた民族はないでしょう。子どもが生れれば初宮詣に行き、そして七五三詣、成人式を経て、還暦や米寿などの長寿を祝う「年祝い」を行います。
日本人にとっての「年」は単なる時間の積み重ねではありません。人生は山あり谷あり様々な厄災が待ち構え、それを乗り越えてゆくことの難しさを私たちは日々の生活の中から学びます。だからこそ、日本人は日々の生活を大切にし、「年」を重ねるごとの喜びをかみしめ、神々に「生かされている」ことへの感謝の念を忘れませんでした。「厄年」は、陰陽道の説として大陸より伝えられ、平安時代には公家社会に広まり、武家社会を経て、民間へと流れていったと言われています。日本人の「年」へのこだわりがあったればこそ、厄祓いは全国的な広がりを見せたのでしょう。
心の「厄」を祓う鎮守の森
神社にお参りすると心が清々しくなります。鳥居をくぐり手水舎にて手と口をすすぎご神前に向かいます。私たち日本人は、正月を始め節目節目には必ず神社にお参りし、神様に守られ導かれていることへの感謝や、これからの健康などを祈念してきました。その姿は今日でも変わらず、全国の神社では多くの参拝者で賑わっています。
日々の暮らしの中には様々な厄災があることでしょう。それは今も昔も同じですが、とりわけ、今日では、交通事故や現代社会の歪みから来る事故や事件など、「厄」の範囲も広がっているのではないでしょうか。心の荒廃など精神を病む人たちが増えつつありますが、身体の「厄」を祓うとともに心の環境を整える場所もまた、鎮守の森の癒しの空間なのです。