特別編第二章 多賀城廃寺と大宰府観世音寺
第二章
多賀城廃寺と大宰府観世音寺
古代の多賀城には付属寺院である多賀城廃寺が、同様に九州を治める大宰府には観世音寺が、それぞれ建てられました。日本の東と西に置かれた2つの寺院からは、多賀城と大宰府の深い繋がりがうかがわれます。


多賀城の創建と同じ頃に建てられた多賀城の付属寺院です。特別史跡多賀城跡附寺跡(たがじょうあとつけたりてらあと)として、多賀城と同様に大切に保存されてきました。

建物の配置が大変よく似ています。本尊(ほんぞん)を安置する金堂(こんどう)と塔(とう)が向き合い、北に講堂(こうどう)が配置されています。

山王字東町浦の発掘現場から出土しました。多賀城廃寺の本来の名称が、「観音寺(かんのんじ)」であったと考えられる根拠の1つです。
(問)埋蔵文化財調査センター TEL368-0134